2月5日に公布された新憲法は、多くの革命家グループの要望が取り入れられ、新しい政治・社会秩序が練られた。新憲法の教育行政に関して、公教育・芸術省が廃止され、それに代わって、大学・芸術局が置かれ、その部局の勢力範囲は、旧省同様首都圏、連邦区内に留まっていた。初等教育は各地方自治体に再度戻し、 中等・高等教育は各州政府に帰属することになった。
教育改革に伴い、大学付属機関であった研究所や博物館同様、国立高等学校もメキシコ市政府の管轄となった。一方、メキシコ国立大学の総長は、共和国大統領 直属の大学・芸術局の局長を兼任することとなった。制憲議会議員のホセ・ナティヴィダッ・マシアス (José Natividad Macías) は改めて大学総長にカランサ (Carranza) 大統領より任命された。これらの改革案に関し、全員が快諾していた訳では無かった。
一方では、大学の自治を与えるべきだとイニシアティブを発揮するグループが登場し、また一方では、今回新たに創設された局が大学の付属組織であるという事実に反対するグループも出てきた。「七賢人」グループメンバーであるのアルフォンソ・カソ (Alfonso Caso) は、カランサの反大学政策に 抗議して自由高等学校を創立した。ミチョアカン (Michoacán) 州ではパスクアル・オルティス・ルビオ (Pascual Ortíz Rubio) がサン・ニコラス・デ・イダルゴ (San Nicolás de Hidalgo) 自治大学を創立した。 |