1月6日、大学評議会の特別会議で、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnés de Castro) は任期1997―2001年の新総長に就任した。
1月、光学部の開設式に伴い、科学博物館ウニヴェルスム (Universum) 開設4周年を祝った。1996年11月27日に署名された協定に基づいて、オラクル (Oracle)・メキシコ社は、UNAMの文化普及総局に、旧サン・イルデフォンソ (San Ildefonso) や科学博物館ウニヴェルスム (Universum) や大学を構成する様々な機関を繋ぐ為に 大学が開発した情報システムを持続するためのデータベースを寄贈した。
2月、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnés de Castro) 総長との合意によりUNAM運営組織、事務局、運営局の改編、UNAM企画局が創設されることになった。また、UNAM学生総局の改編も 承認された。以上の承認事項は、1997年2月6日より 施行される。
3月、スペインに関する資料文書化研究センターは傑出した哲学者ホセ・ガオス (José Gaos) (1900―1969)が死後寄贈した資料のマイクロフィルム化を終了し、 コピーを一部哲学研究所(IIF)に 提出した。
マイクロフィルム化は手稿、翻訳、仕事のメモ、講演原稿、講義録より構成されている。それは1994年中頃、スペインの大学の一般理事会で承認された「スペイン市民戦争当時の多くの思想家、知識人に関するスペイン側の記録の失われたものを償うために」という亡命哲学者の資料回復総合プロジェクトの一環をなしている。
3月4日、駐メキシコスペイン大使フアン・ロペス・デ・チチェリ (Juan López de Chicheri) がUNAMを訪問し、 フランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnés de Castro) 総長が案内した。4月8日、学術コンピューターサービス総局機械室に、ラテンアメリカ最大規模で、世界でも最先端の一つとされるスーパーコンピューター、オリジン2000シリコン―グラフィックス (Origin 2000 Silicon – Graphics)をスタートさせた。
4月、駐メキシコオーストラリア大使リチャード・ブロイノスキー (Richard Broinowsky) は、UNAMとの関係を求め、学術交流を密にし、UNAMについて知見を深めるために、大学本部6階でフランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnés de Castro) 総長と会見した。
近い将来において、メキシコの大学生がオーストラリアで勉学することを目的とするUNAMとオーストラリア高等教育機関が学術交流を制定することに両者が合意していることを表明した。
5月、第2回大学評議会定例総会が開催され、 安全対策・学術活動特別委員会の勧告枠の範囲で民衆高等学校問題の最終解決を推進するよう、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ 総長への信任が満場一致で決定された。
5月15日、日本の皇族、秋篠宮文仁、紀子夫妻が、UNAMを訪問した。二人はフランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnés de Castro) 総長の代理である事務総局の学術プログラムコーディネーターのホルヘ・エルナンデス (Jorge Hernández) に迎えられた。
6月、UNAMとギリシャの 国立カポディストリアス・アテネ (Capodistríaca de Atenas) 大学は全会一致で歴史上スペイン語圏より初めて、スペイン語が哲学用語であることを認めて、哲学者レオポルド・セア (Leopoldo Zea) に名誉博士号を授与した。
UNAMと連邦選挙局(IFE)は協定によって、7月6日の選挙結果は、インターネットを通じてすぐに発表された。
6月9日、定例会において大学学評議会は大学入学、大学在留期間に関する原則、基準を多数決で承認した。これは、学術活動委員会により提案され、学部・学校技術委員会、国立高等学校並びに科学人文高等学校教職局、科学・人文研究所並びに分野・高等教育教職局にその分析とコメントを送ってあった。
フランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnás de Castro) 総長の合意に基づいて、メキシコの発展のための重要問題に対応する活動を通じて、大学と社会を関係付ける総合的戦略と連結することを目的としたUNAM関連事務局が発足した。
合意事項は1997年6月16日から施行された。
7月1日の定例会で、大学評議会は、6月9日の評議会会議で合意され、その後、26の技術委員会、4つの部門別教職評議会、高等学校教職評議会で広範に討議された高等学校・大学の入学・在留期間と関連させた一般原則を基にして作成された入学申し込み総合規則、入学試験総合規則の改定を承認した。
UNAMの総合弁護士事務所の運営組織改編の協定が公表され、協定は1997年7月10日に 施行された。それに伴って1995年6月19日に発効した旧協定は廃止された。
8月、ケレタロ (Querétaro) 州フリキジャ (Juriquilla) のUNAMキャンパスのための運営委員会と運営サービス事務局の創設に関する協定が公表された。
規則に基づいて、大学評議会議長と運営サービスコーディネーターの権限と義務並びに、委員会がどのように構成されるか、委員会の目的・機能制定された。この協定は1997年8月7日に施行された。
8月、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ総長はUNAM基金より融資を受け赤十字中央病院のコンピューターラボラトリーを開所した。各種中央病院に創立されたこの種の施設は35にもなる。
UNAMと赤十字病院は、ラボラトリー設置を通じ運営メカニズムと両者の協力関係に関し制定された協定に署名した後、開所式セレモニーを行った。これは大学生だけではなく、UNAMネットワーク、インターネット、データバンクにアクセスすることが出来る他の教育機関、医師、看護士、研修医にも恩恵をもたらすことになった。
8月13日、UNAMと文化経済出版社(FCE)社は相互の責任者、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ (Francisco Barnés de Castro) とミゲル・デ・ラ・マドリッド・ウルタド (Miguel de la Madrid Hurtado) によって、それぞれ社会的目的を実現すること、学術・科学・文化部門における両者の協力基盤制定 、両者の出版活動における編集・ 制作・ 販売・プロモーションに関する協定に署名した。
出版活動、プロモーション、販売活動に関する両者の特別協定もしくは契約はメキシコ国内と同様に国外においても効力を有し、その有効期間は5年間とした。
9月、UNAMの神経生物学センターが第二段階に入り、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ総長は応用物理学・技術進歩研究所と 、地球科学センター、商学部と建築学部の大学院課程経理・経営・建築学部の学部取得後学習コース局を同センターへの次期統合プランとして発表した。
10月、フランシスコ・バルネス・デ・カストロ 総長の合意に基づいて国立大学の経営学学会が設立された。この学会は将来、 経営局で生じた問題、顧問などを解決し、相談役であることを目的としていた。科学通信大学センターは10月から、その機能を変更し、名称も科学普及総局とした。
合意に基づいて、大学宇宙調査開発プログラムが廃止され、当プログラムをそれまで率いていた科学調査・技術開発の学術家が努力してきた材料センターに統合された。
同様に宇宙・惑星研究大学プロジェクトの創設が合意された。国立高等学校が創立130年を祝った。大学評議会は科学・人文学高等学校(CCH)を国立学校へと昇格することを承認した。 |